東京住用会総会・敬老会・懇親会

東京住用会総会・敬老会・懇親会

池田憲子さん(前列)の巧みな指導で、笑顔でフラを披露する参加者たち

 

蛇三線ロックでステージを熱くした「ティダ」は、大きな期待を掛けられている

 

多数が集い盛り上がる

 

 【東京】東京住用会(野沢有得会長)はこのほど、千代田区の主婦会館で「令和元年(第91回)東京住用会総会・敬老会・懇親会」を開いた。会員約130人が集まり、にぎやかな会となった。懇親会では、青年部副部長・阿部雄志さんがリーダーを務める蛇三線ロックバンド「ティダ」らが、ステージで躍動して会を盛り上げた。また、朝崎郁恵さんが出演した「哀史奄美」の映画鑑賞も行われた。

 郷土遙拝、住用町民歌斉唱のあと登壇した野沢会長は「現在5期目の会長を引き受けており、9年が経過した。残りの任期1年で後を継いでくれる次期会長を何としても決め、後々につないでいきたい」と語り、「住用は小さいけれど楽しいね、雰囲気がいいねと言っていただける会にしたい、といつも願っている」。笑顔でそう締めくくった。

 一方、郷友会として唯一、総会とは別に敬老会を行っていた東京住用会だが、高齢者の足の便などを考慮し、今回から総会の中で継続していくことが発表された。元気な13人にお祝い金が、野沢会長から手渡された。

 来賓の紹介に続いて代表して、東京奄美会・大江修造会長、関西住用会・與島賢雄会長、奄美市東京事務所・藤江俊生所長があいさつした。與島会長は、懇親会で抱腹絶倒な歌も披露した。

 その後、懇親会では「ダンス舞Heart」によるエネルギッシュなダンスなどが続き、マングローブ会はシマ唄を熱唱、ティダのパワフルなライブでさらに会場はヒートアップ。久永さとみさんが、「スラヨイ黒糖」などを伸びやかに歌うと踊りの輪も広がった。

 手作りの煮物や黒糖焼酎を堪能した参加者たちは、フィナーレの総踊りで再会を誓い、散会となった。