自民党県連・定期大会

ガンバロー三唱で気勢を上げる尾辻氏(右から2人目)

参院選勝利へ決起
尾辻氏「公認候補として結果出す」

 自民党県連(森山裕会長)は15日、鹿児島市の県自治会館ホールで2019年度定期大会を開いた。7月4日公示の公算が大きい参院選鹿児島選挙区(改選定数1)に立候補を表明している現職の尾辻秀久氏(78)=5期=が決意。「党公認候補として、ふさわしい戦い、恥じない結果を出すことに全力を尽くしたい」と述べ、6期目に向けあらためて意欲を示した。

 この日は、定期大会に合わせ、期日が迫る参院選の必勝決起集会として開催。地元選出の国会議員や県議、地方議員、党員、友好団体関係者など約500人が出席した。

 保守地盤の引き締めに二階俊博・党幹事長が来鹿。集まった党員を前に「鹿児島で圧勝ができれば九州エリアの勢いにつながる。次の鹿児島をつくる重要な選挙と認識して、勝利に全力を尽くしてもらいたい」と訴えた。

 森山会長は、社会保障問題へのこれまでの対応から尾辻氏の政治手腕を評価。「地元鹿児島から、日本が抱える大きな問題の第一人者を送り出すことが求められる」と再選の必要性を呼び掛け、党員が一体となった支持を強調した。

 金子万寿夫衆院議員など地元選出の国会議員が激励のあいさつ。最後は尾辻氏とともにガンバロー三唱で締めくくった。

 大会では18年度決算、19年度活動方針などを承認。執行部選対役員の改選があり、森山会長、野村哲郎選対委員長を再任し、10人が新任された。

 奄美関係は次の通り。(敬称略)
 ▽政務調査会長 禧久伸一郎(県議)=新任=▽選対副委員長 金子万寿夫(衆院議員)、永井章義(県議)=新任=