JAあまみ徳之島

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表彰や前年度実績・今年度事業計画など報告があったJAあまみ徳之島事業本部総代集会=20日、徳之島町

2年連続のキビ不作、バレ価格低迷
生産資材コスト減に努力

 【徳之島】JAあまみ徳之島事業本部(永田良吉本部長、組合員数4306人)の2019年度第13回総代集会が20日、徳之島町亀津の同事業本部であった。各部門の組合員表彰に続き、管内(徳之島、伊仙両町)の18年度農畜産物販売実績46億9666万円、19年度計画には47億6714万円を掲げたことなど報告があった。

 組合員総代(100人)のうち約50人に関係者含め約80人が出席。窪田博州統括理事はあいさつで、2年連続の台風被害によるサトウキビ不作、バレイショ価格の低迷など前期をふり返り、「今年度は生産資材の特売や予約購買を徹底し、生産資材のコスト削減に努力したい」。決算状況では、通常事業活動の事業利益は、ほぼ計画通り約3700万円を計上、経常利益は約7300万円。Aコープ伊仙店はオープン以来赤字続きだが、18年度は「約1500万円に抑えることができた」などと報告した。

 表彰は次の通り。(敬称略)

 ▽糖業部門 平瀬勝(母間)、富本太地(面縄)▽畜産同 ㈱奄美大運畜産(亀徳)、清裕次(西犬田布)▽園芸同 吉山誠二郎(木之香)▽出資金同 大崎吉一(亀津)、林誠一郎(山)、林ミツエ(同)、河島邦夫(犬田布)、井順子(亀津)

 JAあまみ(山口利光代表理事組合長)全体の第31回通常総代会は25日、龍郷町文化センター「りゅうゆう館」で開かれる。