加盟１００カ国達成を喜ぶ緑代表
緑代表「多くの理解と支援の結果」
ＮＰＯ法人全世界空手道連盟新極真会（緑健児代表理事）はこのほど、団体組織の加盟国が１００カ国を超えたと発表した。２０００年のポスト就任から掲げてきた目標到達に、緑代表は「選手や関係者が取り組んできた世界レベルでの『フルコンタクト空手』の普及活動に対し、多くの理解と支援をいただいた結果」と感謝を述べ、19年越しの悲願達成に喜んでいる。
同法人はフルコンタクト空手を提唱する国際空手道連盟極真会館（創始者・大山倍達）の会派として発足。設立当初は加盟58カ国でのスタートだったという。今年５月、フィンランドで節目の１００カ国目を達成。それに続き同月、エクアドルが加わり１０１カ国目となった。
競技普及をグローバルに展開している同団体。選手団公認ジャージに総合スポーツ用品ブランド「アンダーアーマー」との業務提携プランを明かしたほか、世界各国から選手約２００人が参加する「全世界空手道選手権大会」は年末に鹿児島でもテレビ放送される予定。
また緑代表の地元・瀬戸内町では７月14日、県体大島地区大会「フルコンタクト空手道」が初開催される。
緑代表は人間形成のための競技の魅力を挙げながら、「次の目標は、大山総裁が成しえた極真会館の１２３カ国越え。引き続き実績を積み上げ、世界最強最大の組織となるよう全力を尽くしたい」と意気込む。