徳之島で第6回バレーボール教室

バレーボール教室主催の福山さん(右端)と現・元Vリーガーの講師陣


現・元VリーガーらVS生徒チームの練習ゲームも=15日、樟南二高体育館

「本物にふれて」
Vリーグ選手やOBら8人

 【徳之島】バレーボール元日本代表の現役VリーガーやOB、指導者ら計8人による第6回「フォルティシモバレーボール教室」が15日、樟南第二高校体育館(天城町)であった。「島の子らに本物を見せたい」と徳之島出身の事業家が毎年引率を続けて6年目。中高生ら計44人が参加し、基本技術の指導や〝金星〟ありの練習ゲームでも交流した。

 「バレーボールは手段。辛い練習をして助け合う仲間、生涯の友だちづくり。人間形成につなげられたらと思う」と語るのは、大阪市在住の事業家で、大阪府バレーボールクラブ「フォルティシモ」オーナー監督でもある福山泰司さん(60)=伊仙町阿三出身=。ふるさとでのバレーボール教室は、元Vリーガーでフォルティシモ主将の丸茂智彦さんや栗原功武さんらを引き連れて6年前、伊仙町総合体育館で始まった。今年は同会場の都合で、福山さんの母校でもある樟南二高の協力を得た。

 今年の講師陣は2人のほか、ロンドン五輪(銅)や世界選手権、ワールドカップに出場してメダル獲得に貢献、通算出場セット数日本新記録保持者の山口舞さん(36)をはじめ、▽08年全日本代表、坂本雄一郎さん(43)▽17年全日本選出・ワールドリーグ出場、サントリーサンバーズ(背番号1、リベロ)の鶴田大樹選手(28)▽元サントリー、現在フォルテシモの松崎廣光選手(32)=順不同=ら8人。

 汗だくでパスやレシーブ、スパイクなどの基本技術を指導した。胸を貸したゲームは生徒チームの〝金星〟もあり会場をわかせた。参加者の1人・当瑠衣那さん(伊仙中2年生)は「一緒に練習できたことがうれしい。レシーブなどの基本が改善できたと思う」。講師陣からは「バレーボールも勉強も努力しないとチャンスは生まれない」「楽しさを忘れてはいけない。上手になると相手に勝ちたいと思う。バレーは生涯できるスポーツ」などとアドバイス。全員に記念品のプレゼントもあった。

 福山さんは「ふるさと納税で何かをいただくよりも、人と人がつながって継続するものが一番強いふるさと納税だと思う。本音言って辛いのは個人負担」と苦笑しつつ、「3町のご理解も得て継続できればと思っています」とも話した。