東京古見会総会・懇親会

あいさつする山崎清人新会長


乾杯の音頭に杯を重ねる


二人で幕開けを祝う上り口説


余興を盛り上げる「朝絵の会」の門下生


拍手喝采を浴びた奥村君


古見会の役員たちも盛り上げる


奄美の野生動物のオーガニックタオルの数々と紹介する秋田将志さん(円内)

新会長に山崎氏を選出
シマ唄や踊りなど楽しむ

 【東京】東京古見会(昇勝美会長・川崎好純幹事長)はこのほど、四ッ谷の主婦会館で第48回総会・懇親会を開いた。奄美市名瀬の崎原、西田、小湊、名瀬勝、前勝、西仲勝、朝戸、伊津部勝地区の出身者約50人が集い、交流してシマ唄などを楽しんだ。また先日市の観光大使に任命された小勝竹雄顧問のお祝いも合わせて開催された。

 今回役員改選があり、新会長に前勝地区出身の山崎清人氏を選出。山崎会長は、東南アジアなど海外の開発途上国でダムや農業などのコンサルタントを30年以上継続。「若い島の皆さんも海外目指して頑張るよう見守っていきたい」と新任のあいさつをした。

 また、来賓の名瀬会・川崎末一会長は、「今年10月に開かれる奄美会運動会で久しく優勝していないので、優勝を勝ち取ろう」とあいさつで檄をとばした。同市の藤江俊生東京事務所長は、来年4月28日には市内でもオリンピックの聖火リレーが予定されていることや、世界自然遺産登録へ向けて12市町村の機運が盛り上がっていることなどを紹介した。

 第二部の懇親会では、
勝末和副幹事長が司会を担当。会計監査の古田信和さんが乾杯発声した。

 余興では西仲勝出身で東郷流「朝絵の会」を主宰する重井禮小さんの門下生があでやかな舞を披露。古見会の役員たちも一緒に舞台にあがるなど楽しい踊りが繰り広げられた。

 特に小学6年生の奥村未來君の舞う「鳩間節」は拍手喝采、おひねりが飛んだ。シマ唄は山下良光さんと山下昭男さんが務め、詩吟などを福山利光さんと田辺博文さんが自慢のノドを披露した。

 会場では、肌に優しい刺繍を施したオーガニックタオル「地域の自然を守るタオル」(徳之島の野生動物を刺しゅうしたタオル)を奄美黒糖焼酎語り部の秋田将志さん(奄美居酒屋ルリカケス)が紹介、アマミノクロウサギ、アカショウビン、ルリカケスなどのタオルが売れていた。

 他の新役員は次の通り。

 小元徹久幹事長、伯耆田文子会計長、上福元尚恵会計監査、松中一也青年部長(全員新任)