各地で旧盆入り

各地で旧盆入り

提灯を携え先祖の霊を迎える墓参客ら(13日午前9時半ごろ、奄美市の永田墓地)

「一緒に家に帰ろうね」
奄美市永田墓地 先祖の霊迎える

 旧暦の7月13日にあたる旧盆迎えの日の13日、奄美各地の墓地では、先祖の霊を自宅に迎える墓参客の姿が見られた。

 毎年4千人以上が訪れる奄美市名瀬の永田墓地も、朝早くから多くの家族連れや里帰りした人たちが、提灯や菊の花、線香を携え訪れた。墓石などを洗い清め、落ち葉を拾い集めるなど墓の掃除をした後、先祖の霊に手を合わせ「一緒に家に帰ろうね」と声をかけると、提灯に灯りをともし自宅へ導いた。

 同市名瀬長浜町の山岡芳子さん(66)は、孫らと一緒に実家の墓を訪れた。「6月に亡くなった姉の初盆なので、できるだけ早く迎えたかった。盆の間は家族みんなと一緒に過ごしたい」と話した。孫の名瀬小4年、山岡夏希さん(9)も「一緒に家に帰ろうと手を合わせた」と話した。

 市は同日午後、墓参者の安全を確保するため、同墓地周辺で交通規制を実施。旧盆の送りとなる15日も午後1時~同7時まで交通規制を行う。市は公共交通機関や周辺の民間駐車場の利用を呼び掛けている。