元気!わどまりクラブ

レシーブ練習でボールを打つ本間隆太選手=和泊町=

プロの技見ながら練習
小学生ら70人参加 バレーボール教室

 【沖永良部】Vリーガーを招いたバレーボール教室(元気!わどまりクラブ主催)が17日、和泊町の和泊小学校体育館であった。町内の児童生徒ら約70人が参加。プロの技を見ながら、パスやレシーブなどの練習に汗を流した。

 講師は、Vリーグディビジョン1のジェイテクトSTINGSに所属する本間隆太選手(27)と浅野博亮選手(28)。昨年度は、2人とも全日本代表に選ばれている。

 この日は、町内4小学校の児童や沖永良部高校の生徒らも参加した。

 パス練習では、講師2人がアンダーとオーバーハンドでのパスを実演。「腕だけで打たない」「膝を使って、ボールを運ぶようにして打つ」などと指導した。

 レシーブ練習では、アタック役の講師が打つボールの強さに子ども達は驚いた表情を見せていたが、一本一本必死に食らいついていた。

 大城小4年の伊集院巧さん(10)は「プロのボールをレシーブしたけど、やっぱりすごい。セッターをしているので、教室で習ったオーバーハンドでのパスを試合で出来るようになりたい」と話した。

 最後に子ども達による質問タイムも設けられ、「来年の東京オリンピックには出場しますか」の質問に2人は「出たい。その時は応援に来てください」と力強く答えた。

 本間選手は「上達するには、上手い人のプレーを真似するのが一番。あきらめずに練習を続け、将来は日本を代表するバレーボール選手になって欲しい」と話した。