東京龍郷会総会・懇親会

照れながらも自慢ののどを披露する大奄美関


懇親会をシマ唄で盛り上げる、山ゆり会

大奄美関も参加、本場所活躍誓う
次期会長に中原さん

 【東京】東京龍郷会(大野春義会長)はこのほど、千代田区の日本教育会館9階の喜山倶楽部で「第118期(2019年)総会・懇親会」を、約170人の元気な参加者を集め、にぎやかに開催した。龍郷町からは、竹田泰典町長らが列席。島の近況などを報告するとともに、余興も堪能していた。また役員改選に伴い、次期会長には中原啓雄さん、幹事長には中江政治さんが就任することとなった。

 第一部は総会。龍郷町町民歌を高らかに斉唱した後、大野会長は「『声掛けて広げよう会員の輪』をスローガンに、一人でも多く会員を増やそうと頑張った。支えてくれた会員と役員に感謝したい」と、満面の笑顔で退任を報告した。

 会務報告などの後、来賓を代表して竹田町長があいさつ。「東京龍郷会が故郷ために力を尽くしてくれている」の謝辞の後、「旅行などで訪れた人が、住んでみたくなる龍郷町を作るため尽力する」と、力強く語った。ほかに、窪田圭喜町議会議長、東京奄美会・大江修造会長があいさつした。

 敬老者への記念品贈呈などに続いて、第二部は懇親会。森山ユリ子さんの唄、村田キヨミさんのお囃子、折原誠司さんの三味線の「長朝花節」で開幕。泉二佳麗さんが「新相馬節」を舞えば、女性部が「花笠音頭」を、幹事らは「龍郷チャチャチャ」を踊った。また、稽古の合間を縫って龍郷町出身の大奄美関(十両筆頭)が特別参加。気軽に記念写真に応じ、出席者を喜ばせていた。さらに自慢ののども披露、「六調」に体を揺らしながら本場所での活躍を誓っていた。大盛況の懇親会は、碇山隆宏顧問の万歳三唱でお開きとなった。