里山引退・佐ノ山襲名披露大相撲

里山を囲んで写真におさまる里山会長ら緑が丘校区会のメンバーたち(提供写真)

横綱土俵入りなど充実
28日、断髪式に母親も参加へ

 【東京】2004年に初土俵を踏み、07年五月場所で新入幕して活躍した大相撲の里山関の里山引退・佐ノ山襲名披露大相撲(里山断髪式実行委員会)が、28日に両国国技館で午前11時半から午後4時まで行われる。

 催し物としてふれ太鼓、相撲甚句、初っ切り、髷=まげ=結い実演、十両土俵入り、十両取組後に断髪式が行われる。

 その後、幕内土俵入り、横綱土俵入り、幕内取組など、愛好家だけでなくても充実この上ない内容だ。滅多に見ることのできない断髪式。在京出身者たちも多く訪れるという。

 里山は6月9日に開かれた奄美市笠利町の緑が丘校区会(里山洋男会長、鳴海實保乃幹事長)を訪れ、断髪式への参加を呼びかけていたとのこと。

 28日当日には、母親が奄美から訪れるとのことで、両国国技館の土俵下で、母親にも断髪してもらう予定という。鳴海幹事長は「親孝行だよねえ、当日が楽しみ」と話している。