「ご長寿お祝い焼酎ボトル」贈呈

「ご長寿お祝い焼酎ボトル」贈呈

町田酒造の中村安久社長(左から3人目)から竹田泰典町長(右から3人目)へ「ご長寿お祝い焼酎ボトル」を贈呈

 

町田酒造、龍郷町内100歳以上全員に
氏名、年齢などレーザー彫刻

 

 龍郷町大勝にある町田酒造㈱(中村安久社長)は、町内在住の100歳以上全員を対象に「ご長寿お祝い焼酎ボトル」プレゼントを企画し、レーザー加工機で対象者の名前などを彫刻したボトルを製作した。10日、町役場町長室で贈呈式が行われ、中村社長から竹田泰典町長へ長寿を祝福する焼酎ボトルを贈った。現在の対象者は100歳以上6人で、今年度中(来年3月末まで)に満100歳を迎える対象者6人に対しては今後、誕生日に贈呈を計画。今年度中に合計12本の贈呈を予定している。

 100歳以上の贈呈対象者は、満100歳3人、102歳2人、105歳1人。長寿を祝う焼酎ボトルには、レーザー加工機で①祝長寿②年齢③氏名④100歳以上になった年月日(令和元年○月○日)―が彫られている。レーザー加工機での彫刻は、町田酒造の製造開発本部製造課の竹元章人デザイン係長が担当。焼酎ボトルの中身は、杜氏の長谷場洋一郎常務取締役が特別ブレンドした奄美黒糖焼酎「里の曙25度」だという。

 中村社長は「昨年12月に経済産業省中小企業庁の『ものづくり補助金』を活用してレーザー加工機を導入。元は税金。地元龍郷町に何らかの還元をしようと、『ご長寿お祝い焼酎ボトル』プレゼントを企画した」と話した。

 竹田町長は「100歳以上の長寿者はもちろん、家族の皆さまにも喜んでいただけるのではないか。長生きして良かった、龍郷に住んで良かったと感じていただけると思う」「名前入りの自分だけの焼酎ボトルは、ふるさと納税の返礼品としても活用できるのではないか」と述べ、感謝した。