せとうち大漁祭り

せとうち大漁祭り

鮮魚類などを買い求める来場客でにぎわった販売コーナー

大勢の人出でにぎわう
500円エビ汁人気

瀬戸内漁業集落(池田一平代表)主催の第13回「せとうち大漁祭り」が27日、瀬戸内漁協水揚げ場で開かれた。鮮魚類・イセエビ・ヤコウガイ販売、模擬釣り大会、活魚つかみ取り、マグロ解体ショー、お楽しみ抽選会、魚介類の観賞用プール設置など多彩な催しがあり、家族連れら大勢の人出でにぎわった。500円イセエビ汁コーナーなどには列ができて人気だった。

祭り前には、瀬戸内漁協の茂野拓真組合長ら漁協関係者が参列して神事を行い、組合員の航海安全、大漁を祈願した。

午前11時にオープニング。ハージン、カツオ、ヒキ、ソデイカ下足、身入りヤコウガイなどを販売したコーナーでは、来場客はお目当ての鮮魚を指差して買い求め、ごった返していた。

模擬釣り大会では、カツオのエラ近くに輪を付けて釣り上げを楽しんだ。「活魚つかみ取り」では、特設プールに生きたカンパチ等を放して子どもたちがつかみ取りに挑戦した。

マグロ解体ショーでは、脇田利昭さん(64)がさばきの技を披露し、試食会もあった。

出店コーナーでは、イセエビ汁のほか、「手作りパン・フィッシュバーガー」「貝柱入り海鮮お好み焼き」「カレーパン」も販売され、にぎわっていた。

会場天井には大漁旗が飾られ、祭りの雰囲気を盛り上げていた。