社会福祉大会・ふれあい福祉スポーツ大会

支え合い、和気あいあいと交流した伊仙町ふれあい福祉スポーツ大会=12日、町総合体育館

支え合いの歓喜
伊仙町、福祉標語コン表彰も

 【徳之島】第19回伊仙町社会福祉大会・ふれあい福祉スポーツ大会(町社会福協議会主催)が12日、同町総合体育館であった。福祉功労者や町内小中学校から計128点の出品があった福祉標語コンクール入賞者の表彰なども交え、支え合いながら和気あいあいと室内スポーツの数々で交流した。

 

 今大会のテーマは「福祉の心を行動に移しましょう」。町身体障害者福祉協や母子寡=か=婦福祉会、手をつなぐ親の会、町内外の福祉施設利用者など関係者約420人が参加。町社福協の幸多実会長が開会あいさつで「ゆっくりと福祉のまちづくりを進めよう」とアピール。大久保明町長の激励に続き視覚障がいのある幸野憲繁さん(68)=伊仙=が元気よく選手宣誓した。

 競技は町内3地区対抗戦による徒競走でスタート。手を携え支え合いながらのボウリングリレーや「お母さんと一緒」、鈴割り、「風船割り体操」、パン食い競争など13種目で和やかに交流。今年も幸徳保育園(伊仙)のちびっ子たちがゲスト参加し、元気なマーチング演奏で盛り上げた。

 会場ロビーでは福祉標語入賞作の展示もあった。

 表彰は次の通り。(敬称略)

 【福祉功労者】義憲和・ヒロヱ夫妻(伊仙)、徳島博敏・ムツ枝夫妻(目手久)、伊東和子(面縄)、植田カズミ(木之香)、伊仙中学校生徒会

 【福祉作文・小学生の部】▽最優秀賞 原友香(犬田布小6年)▽優秀賞 仲野龍人(伊仙小6年)、久保美稀(面縄小6年)、實愛佳(阿権小6年)、河島悠奈(糸木名小6年)、作岡姫夏(喜念小6年)、原玲央奈(鹿浦小6年)、基山大翔(馬根小6年)

 【同・中学生の部】▽最優秀賞 澤村圭音(面縄中2年)▽優秀賞 原愛香(犬田布中2年)、太山颯(伊仙中2年)