DeNA奄美キャンプ打上げ

来季の優勝を目指し佐野秋季キャンプ主将の音頭による一本締めでキャンプを打ち上げた

来季の優勝誓い一本締め

 10年連続の奄美秋季キャンプを行った、プロ野球の横浜DeNAベイスターズは18日、今キャンプを終了した。奄美市の名瀬総合運動公園屋内練習場(サンドーム)で、円陣の中央で佐野恵太・秋季キャンプ主将は、来季優勝を目指すことを声高に呼び掛け、最後は全員の一本締めでキャンプを打ち上げた。

 最終日の午前中は、選手らは市民球場でウォーミングアップなど軽めの練習で汗を流した。選手らは降り出した雨によりサンドームに移動して、4チームに分かれてコーチの提案でサッカーバレーのミニゲームで対戦した。

 最終日ということで、見学に来たファンは球場ではフェンス越しだったが、球団側の粋な計らいでサンドーム内に案内されて近くから対戦を見守った。試合を終えた選手らはファンの近くに移動して、漢字の部首を体で表現するなど一発芸を披露して楽しませた。

 ドーム内で円陣が組まれて佐野秋季キャンプ主将は「来季のリーグ優勝、日本シリーズに向け、みんなで戦えるようにしっかりと準備して、沖縄の春季キャンプで会いましょう」と呼び掛け。佐野主将の音頭による一本締めで、キャンプ終了となった。

 DeNAは、先月31日に奄美大島入りして、翌11月1日から秋季キャンプを開始。恒例の児童らとの食事交流会や、野球教室なども行われ地元との交流を深めた。