奄美新聞社旗地区対抗バレー

【男子決勝・上方―金久】上方が得意の守り抜く試合運びで激戦を制した

上方が激戦制し優勝
女子は、下方が雪辱V

 第12回奄美新聞社旗争奪「奄美市地区対抗9人制バレーボール大会」が17日、同市笠利町の太陽が丘運動公園総合体育館であった。男子決勝はフルセットの末、上方が金久との激戦を制し3年ぶりのV。昨年と同じカードとなった女子決勝では、前年王者の笠利を下方がストレートで下し、雪辱を果たした。

 20~50歳代の選手で構成する8チームが各地区から出場。男女それぞれが2ブロックに分かれてリンク予選を戦い、上位2チームが進む決勝トーナメントで覇を競った。

 男子決勝トーナメントでは、金久―笠利、上方―下方が対戦。金久は笠利をストレートで下し、上方は昨年の覇者・下方をフルセットの末破り、決勝進出を決めた。決勝では、1セット目から点を取り合うシーソーゲームが展開。上方が得意の守り抜く形でボールを拾い抜き接戦をものにした。

 女子の決勝トーナメントでは、笠利―奄美、伊津部―下方が激突し、笠利と下方が決勝進出。昨年4連覇を阻止された下方が、予選から1セットも譲ることのない完璧な試合運びで笠利を下し、王者に返り咲いた。

 結果は次の通り。

 【男子】〈予選〉▽Aブロック 金久(21―2、21―10)0古見方、上方2(21―5、21―7)0住用、金久2(21―9、21―7)0住用、上方2(21―12、21―5)0古見方▽Bブロック 下方2(21―9、21―17)0伊津部、笠利2(21―17、21―11)0奄美、笠利2(21―17、21―15)0伊津部、下方2(21―16、21―15)0奄美

 〈決勝トーナメント〉▽準決勝 金久2(21―13、21―17)0笠利、上方2(21―16、21―23、21―12)1下方▽決勝 上方2(21―19、15―21、21―19)1金久

 〈最優秀選手〉▽50歳代 濱田政信▽40歳代 喜島慎介▽30歳代 窪田将平▽20歳代 小牧稔仙

 【女子】〈予選〉▽Aブロック 伊津部2(21―18、21―11)0住用、笠利2(21―10、21―7)0金久、笠利2(21―13、21―11)0伊津部、住用2(19―21、21―17、22―20)1金久▽Bブロック 奄美2(21―3、21―1)0古見方、下方2(21―11、21―18)0上方、下方2(21―3、21―12)0古見方、奄美2(18―21、21―18、22―20)1上方

 〈決勝トーナメント〉▽準決勝 笠利2(21―23、21―10、21―6)1奄美、下方2(21―7、21―15)0伊津部▽決勝 下方2(21―15、21―15)0笠利

 〈最優秀選手〉▽50歳代 池田由紀乃▽40歳代 大津恵美▽30歳代 森麻里菜▽20歳代 吉崎奈緒