奄美市で生協まつり

子どもたちのお菓子つかみ取り競争などでにぎわった生協まつり

健康チェックや多彩なイベントにぎわう
瀬戸内町でも南大島生協まつり

 奄美医療生活協同組合の「生協まつり」が24日、奄美市名瀬の奄美中央病院駐車場であった。医師や看護師らによる健康チェックのほか、多彩な舞台発表や地場野菜の販売、衣料品のフリーマーケットなどが行われ、お年寄りや家族連れなど約650人が来場しにぎわった。

 舞台では小宿中学校吹奏楽部の演奏や生協北大島地区の各支部会員らによる舞踊などが披露された。会場では子どもたちを対象にしたお菓子のつかみ取りなどのレクリエーションもあり、組合員や奄美中央病院の職員などによる出店ブースには、新鮮な地場産野菜や手作りのお菓子やパン、カレーライスやおにぎりなどが並んだ。

 同病院1階では、健康チェックコーナーがあり、血圧や血管年齢、骨密度などを測定。医師などによる健康相談も行われた。また、同2階ではリハビリ相談も行われ、腰痛やひざの痛みに効果のある体操などもあり、女性や高齢者など多くの人が、健康チェックを受けるなどした。

 数年ぶりに同まつりに訪れたという同市名瀬伊津部町の女性(75)は「楽しみながら、健康相談もできた。血圧が少し高かったので、塩分を控えるなど食生活を改善したい」と話していた。

 同日は、瀬戸内町でも南大島地区生協まつりが行われ、会場となった古仁屋小学校体育館では、瀬戸内町吹奏楽団「がじゅまる」の演奏や健康チェックなどのイベントが行われ、大勢の来場者でにぎわった。