大和村 民生・児童委員委嘱式

伊集院村長から委嘱状を伝達された新旧の民生委員・児童委員たち

地域の橋渡しへ、11人伝達

 大和村民生委員・児童委員の委嘱状交付式が2日、同村防災センターであった。40~74歳までの計11人(新任3人、再任8人)に、厚生労働大臣からの委嘱状を伝達。同委員らは地域住民や子どもたちのために活動し、地域や行政、学校などとの橋渡し役などを担う。任期は3年。

 民生委員・児童委員は、厚労大臣から委嘱を受け、地域や社会福祉のためにさまざまな活動、相談・支援を担うボランティア。支援内容は、医療や介護、子育てなど幅広く、住民にとって身近な相談役として心強い存在でもある。

 式では伊集院幼村長が「行政だけでは目の届かない点も多い。皆さんがいることで、お年寄りから子どもまでが相談できて心強い」と激励。壇上では一人ひとりの名前が呼ばれ、委嘱状を伝達した。

 またこの日は、前期で退任の郁島和代さん(津名久)、村山美智子さん(思勝)、賀川國貞さん(大金久)の3人に感謝状を贈呈。式後は協議会で役員を選任し、4期目再任の森忠夫会長(今里・志戸勘)が「一緒に頑張りましょう」と士気を高めた。

 会長以外の役員及び委員は次の通り(敬称略、新=新任)。

 ▽副会長 森貞義(大和浜)▽幹事 川下八重子(大棚)、重野弘乃(名音)▽委員 江﨑信子(国直)、永野豊(湯湾釜)、坂元龍馬(戸円)、三田文麿(津名久、新)、村山米和(思勝、新)、徳セツミ(大金久、新)、福本新平(思勝)