中部奄美会 奄美フェス記念大会が盛況

来賓を代表して祝辞を述べる朝山毅奄美市長

フェスティバルで最も注目された、大和村大棚集落の青年団、婦人部による八月踊り

来賓として出席した首長ら(左が東京奄美会・大江修造会長)

大和村の八月踊りに注目

 【東京】中部奄美会(寺師一蔵会長、川畑五二幹事長)は、このほど、名古屋市のホテル・ルブラ王山で「第20回記念大会2019奄美フェスティバル・イン・中部=主催・奄美市」を開催した。奄美からは、4人の首長や議長らが来賓として出席、会員を含め総勢約350人による盛大なお祭りとなった。

 記念すべき大会は、3部構成。第一部の総会で開会の言葉に続いてあいさつに立った、寺師会長は「奄美の人々は関西、東京へ行き、名古屋に残る人はほとんどいませんでした」と奄美出身者が極端に少なかった当時を振り返りながら、「東京奄美会100周年に参加し、体中鳥肌が立つぐらい感動したことなど」が中部奄美会の設立のきっかけと説明した。そして「名古屋に来て良かったと会員の皆さんに思える会にしたい」と笑顔で締めくくった。

 直江弘文愛知県議会議員(伊仙町出身)の歓迎のあいさつの後、朝山毅奄美市長が「同郷の絆と歴史を紡いでこられた、寺師会長をはじめ歴代の会員の皆さま方に心から敬意を表したい」と祝辞を述べた。ほかに、東京奄美会・大江修造会長、里見隆治参院議員らがあいさつをした。

 第二部は、オープニングライブの石岡春代さんと前山真吾さんの祝歌でにぎやかに幕開け。2代目会長で中部奄美会顧問の栄健三さんが、高らかに乾杯の音頭を取った。

 いよいよ第三部の懇親会&祭りへ。里歩寿さん、川畑さおりさんがシマ唄を歌い上げれば、中部ヨロン会が十五夜踊りを披露、RIKKIさんによるスペシャルライブもあった。

 ほか、大島紬のファッションショーやフラダンスもステージを飾ったが、なかでも注目されたのが大和村大棚集落の青年団、婦人部による八月踊り。踊りの輪に出席者も参加して盛り上がっていた。

 東京から出席した80代の女性は「大和村から駆け付けた人たちによる八月踊りは、まるで奄美にいるようで、それは見事でしたよ」と中部の地で繰り広げられた故郷を堪能していた。最後は「ここは奄美だ」のタイトル通りに、総踊り、六調で笑顔の中で散会となった。