英語キャンプin喜念浜

自然の中で英語と遊んだ参加者たち=7、8日、伊仙町喜念場(提供写真)

自然の中で英語と遊ぶ
伊仙町

 【徳之島】「徳之島で留学体験、自然の中で英語と遊ぼう」――。伊仙町主催の「イングリッシュキャンプin喜念浜」が7~8日にかけて同町喜念浜公園であった。未就学児32人と小中高生8人が参加。フィリピン(比国)と日本をつなぐ英会話事業を展開している比国スタッフらを講師に、奄美群島国立公園の一部でもある喜念浜の自然と英語に遊び交流した。

 同町「徳之島学び・育ち・島づくり事業」の中で初企画。「徳之島から世界とつながろう」「自然の中で身体を動かしながら、英語と遊ぼう」とアピール。喜念浜バンガローを拠点に、▽幼稚園生~小学6年生は半日の体験型英語学習プログラム▽中高生は1泊2日のイングリッシュキャンプを行い、自然体験を通して英語を学ぶプログラム。

 講師は、英会話事業(NEC協賛)を通じてフィリピンの貧困層の若者と共に夢と自立の実現―を目指している㈱ワクワークイングリッシュの比国人講師などが担当した。

 今季一番の寒さとあいにくの空模様だったが、傘もささずに海で遊ぶ元気な子どもたちの姿に講師陣もびっくりの様子。中高生は英語で自分の思いを伝え、徳之島を誇りに思うことなども紹介。最終日は1人1人が参加した感想を英語でスピーチ。「英語は難しいと思っていたが、楽しかった。もっと英語を勉強したい。フィリピンにも行ってみたい」との感想もあった。