与論で全国大会奄美群島予選会

空中に紙飛行機を投げる参加者=与論町=

飛べ!紙ヒコーキ
70人が熱戦繰り広げる

【沖永良部】紙飛行機の滞空時間を競う「第3回JAL折り紙ヒコーキ全国大会」(折り紙ヒコーキ協会主催、日本航空特別共催)の奄美群島予選会が21日、与論町の砂美地来館であった。小学生以下の部は41人、一般の部は29人の計70人が出場し、熱戦を繰り広げた。

日本航空(JAL)グループで取り組む次世代育成プログラム「空育」の一環で、2018年に全国大会がスタート。予選会は全国34カ所で行われている。

競技の前に、折り紙ヒコーキ協会認定の指導員資格を持つ同社の社員が、紙の折り方や投げ方をアドバイスした。

参加者は、思い思いに工夫を凝らした紙飛行機で本番に挑戦。空中に投げると、飛行機の行方を真剣な表情で見つめていた。

小学生以下の部で優勝した那間小6年の谷山愛留さん(12)は「力強く投げることを心掛けた。全国でも1位を狙いたい」と話した。

一般の部は、大棚小教諭の栗林伸明さん(60)が昨年に続き優勝。「前回は全国大会の雰囲気に圧倒されてしまったが、その時に出会った仲間と連絡を取りながら、紙飛行機の作り方を勉強してきた。予選会でその成果が出て良かった」と語った。

2人は、来年3月8日開催の全国大会(会場、東京都港区スポーツセンター)に出場する。

結果は次の通り。(敬称略)
【小学生以下の部】①谷山愛留11秒78②長島維吹7秒59③田畑こころ6秒31【一般の部】①栗林伸明15秒15②村上竜雄10秒53③坂元聡司9秒22