東京与論会総会・敬老懇親会

青年部による「与論献奉の儀」で盛り上がる会場

 

華麗な踊りを披露し、笑顔を振りまく東京奄美女性部

 

エネルギッシュなエイサーで会場も大盛り上がりに

 

盛りだくさん内容に参加者ら笑顔

 

 【東京】東京与論会(山下清男美会長)はこのほど、千代田区一ツ橋の日本教育会館で「第97期(2019年度)東京与論会総会・敬老懇親会」を開いた。会員、来賓、会友合わせて約180人が参加し、大いににぎわった。総会のほか、ミニ講話、敬老懇親会、余興など盛りだくさんの内容で参加者らは満足そうに笑顔を見せていた。

 郷土遙拝などに続いてあいさつに立った、山下会長は「先輩の皆さまにこれまで育てていただいたおかげで、97年を重ねることができた。100周年に向けて、よりいっそう頑張っていきたい」と笑顔で語った。

 役員改選では山下会長、前田文男幹事長、副会長の五十嵐千代さん、横山康明さんの再任が報告された。来賓として久留満博与論町副町長が登壇。「人口が5千人を割らないよう努力している」とプロジェクターを使いながら町勢報告などをした。ほかに与論島と交流のある、東十条小学校の中村都士治校長らが来賓のあいさつを行った。

 続いて、「非営利任意団体・誇れるふるさとネットワーク」代表の池田龍介さんが与論島へ帰郷した翌朝から毎日ごみを拾う「美ら島プロジェクト365」をスタートしたと語り「そんなことをして何になるのだ。選挙に出るのかなどと言われながらも継続」。その結果「参加者が延べ6800人にまで拡大した」と経緯が報告された。

 その後、懇親会へ。乾杯に続いて、青年部による「与論献奉の儀」で会場が盛り上がると余興がスタート。東京奄美会女性部による「アカツキ」の踊りが舞台を飾れば、抽選会、与論方言でのラジオ体操も行われた。

 ほかに門馬恵美子さんのフラダンス、与論の持久会代表・金子奈保美さんも自身が作詞作曲した「よろんじま」を熱唱、拍手を浴びていた。その後、与論音頭、エイサー演舞、カチャーシーでフィナーレとなった。