奄美大島フェア

期間限定で販売された「ミキ×タピオカ」
奄美の味がたくさんそろった、フェアの店頭を訪れた人たち

奄美の恵み求め多数来場
モズクや黒糖焼酎など人気
吉祥寺アンテナショップで

【東京】あまみ商工会(奥篤次代表)はこのほど、武蔵野市吉祥寺にあるアンテナショップで、「奄美大島フェア」を開催した。奄美大島から直送された豊かな贈り物を目当てに、多くの人たちが訪れ、興味深そうに足を止めていた。

同フェアは昨年11月29日から12月4日まで、前後半に分かれて行われたもの。「海の幸、山の幸。熱帯地域の恵がいっぱい。黒糖焼酎と奄美のソウルフードあり」とポスターで紹介されたように吉祥寺のなかみち通りにある「VIC3」には、奄美の恵みを求める人たちが連日集まった。

前半は、黒糖焼酎や6日間限定の「ミキ×タピオカ」、タンカンジュースなどの飲料、また後半は、海産物や工芸品などが店頭をにぎわし街ゆく人に「南国の味」をアピールしていた。担当した上神良太さんによると、モズクやナッツ、黒糖焼酎が人気で「奄美大島からの人たちが、聞きつけて多く立ち寄っていたようですよ」。

主催した、あまみ商工会専務理事の里常文さんは、「2日目に完売になる商品も出るなど、大成功でした」と振り返るとともに「これを機に島の恵みを知ってもらい、一人でも多くの人に奄美を訪れてほしいです。また開催したいですね」と手ごたえを語っていた。一方、同店の近く、ハモニカ横丁にあるマングローブの原生林をイメージした居酒屋「奄美」では、引き続き奄美の味を提供している。