「なのはな園」年の祝い祝賀会

余興の中で利用者がダンスを披露。会場全体を巻き込んで盛り上がった

令和初の年男・年女祝福
瀬戸内町 利用者全員参加で盛り上げ

 瀬戸内町加計呂麻島勝能の社会福祉法人幸喜会「なのはな園」(程哲代施設長)は18日、同町古仁屋のきゅら島交流館で「子=ね=年・年の祝い祝賀会」を開いた。対象者4人を祝福するために利用者・職員・保護者など計約100人が参加。祝舞や祝唄、多彩な余興で令和初の年男・年女が迎えた節目を喜んだ。

 同園では毎年1月に年の祝いを迎える利用者のために祝賀会を開催。今年は天候にも恵まれ、利用者全員がフェリーで施設から古仁屋に移動し式に参加した。

 祝舞や、同町の唄者・里朋樹さんによる祝唄「朝顔節」の後に、程卓郎理事長は「令和初となる年の祝い。また、今年は干支の始まりとなる子年。良い年になるのではないかと思っている。どうかみなさんがますます健康で生活できれば」とあいさつした。

 年の祝いを迎えた4人ついて、担当支援員がそれぞれの性格や人柄を紹介。余興は子どもたちのフラダンスに始まり、利用者によるダンス、職員の寸劇などで盛り上がり、最後は六調で締めくくられた。程哲代施設長は「今回は利用者全員が参加できて良かった。みんな元気よく、協力できるような1年になれば」と話した。