住民がボランティアで芝張り

芝張り作業をする参加者ら=知名町フローラルパーク=

知名町フローラルパーク再整備へ
愛着のある公園に

 【沖永良部】再整備工事が進んでいる知名町フローラルパークで24日、住民ボランティアによる芝張り作業が行われた。同パークは、新年度の供用開始を見込んでいる。

 町の健康拠点創出事業として昨年10月から工事を開始。パーク西側の旧観光農園を含む約6500平方㍍を整備する計画で、今回は整備面積のうち約1200平方㍍に芝張りをした。

 この日は、知名町グラウンドゴルフ協会(淵邊精四郎会長)のメンバー約70人と今井力夫町長、赤地邦男副町長も参加し、コンテナ5台分の芝を一枚ずつ丁寧に敷き詰めていった。

 作業に参加した伊集院達之佑さん(81)は「これだけの人が集まって作業すると清々しい気持ちになる。運動場が広くなって、グラウンドゴルフ大会もさらに大きなものが出来ると期待している」と話した。

 今井町長は「今回の作業が、自分たちの町は自分たちで作っていくという意識を醸成するきっかけになってほしい。そうすれば、施設に愛着を持ってくれるだろう」と語った。