高校野球、代替大会日程決まる

 

 

大島地区予選、7月8日開幕
初日は徳之島―喜界、沖永良部―古仁屋・与論
応援入場者は限定

 

 県高野連は27日、新型コロナウイルスの影響で中止となった夏の甲子園に代わる「鹿児島県夏季高校野球大会」(硬式)の日程・組み合せを決定し発表した。大島地区は、7校6チームが2つの決勝トーナメント出場枠を巡って7月8日に徳之島町で予選が開幕。初日は徳之島―喜界、沖永良部―古仁屋・与論が激突する。

 大会は、夏の甲子園の代替大会として実施。甲子園出場はかなわないが、優勝を目指して県内74校・65チームが出場する。

 予選は、最多の25校・19チーム出場の鹿児島地区を含む7地区で実施。日程は、大島地区の8日を皮切りに予備日を含む20日までの13日間で、決勝トーナメントは22~28日までの7日間(休養日2日)で、各地区を勝ち抜いた16校で争う。

 大島地区は、徳之島町健康の森総合運動公園野球場を会場に、2ブロックで対戦。Aブロックは徳之島―喜界(8日)の勝者が奄美(9日)と、Bブロックは沖永良部―古仁屋・与論の勝者が大島と戦い、それぞれのブロック勝者が鹿児島市鴨池球場で行われる決勝トーナメント出場権を獲得する。

 試合規定は、10回以降はタイブレーク方式(決勝含む)で、7回7点差、5回15点差でコールドゲーム(決勝含まない)。1投手・1週間500球以内に制限し、シード制は採用しない。

 抽選会は、27日午前10時から県高野連が代理で引いた。感染防止の観点から同連で実施。詳しい要項は、同連のホームページで確認できる。

 この他今大会は、応援スタンドの入場は部員や保護者などに限定し、一般の観戦客は原則来場できない。スタンドでの応援も大声での声援や鳴り物などの使用も禁止。試合後は消毒作業の協力なども求めている。

 なお、17~20日に行われる同軟式大会には、奄美群島からの出場はない。