5市町村共同メッセージ

県内クラスター発生受け「感染予防の徹底必要」
帰国者・接触者相談センターに連絡を

 奄美大島5市町村の首長は3日、鹿児島市における新型コロナウイルスのクラスター(集団感染)発生を受けて共同メッセージを発表した。クラスター発生店舗を利用した人は帰国者・接触者相談センターに連絡するよう呼び掛けている。

 鹿児島市においては1日以来、10例の感染が確認された。うち8例は同じ店舗内でのクラスター。メッセージでは「個人情報は必ず保護されますので、6月13日~29日に当該店舗を利用した人は、帰国者・接触者相談センターへ連絡を」と呼び掛けている。

 また、「これから夏季シーズンを迎え、多くの来島者が見込まれる中、住民生活の安全と経済回復の両立を図るために、感染予防の徹底が必要」として、住民・事業者・来島者にメッセージを発信している。

 住民にはマスク着用・ソーシャルディスタンス・手洗い・咳エチケットなど「新しい生活様式」の徹底を呼び掛けている。

 事業者に対しては、関係団体が示す「感染拡大予防ガイドライン」の実施を要請。

 来島者に対しては、旅行連絡会・観光庁が示す「新しい旅のエチケット」の確認と協力を要請している。