塩田氏に当選証書付与式

「県民の負託に応えたい」
知事選

 【鹿児島】県知事選で初当選した塩田康一氏(54)への当選証書付与式が15日、県庁であった。塩田氏は「県民の負託に応えたい」と意気込みを新たにしていた。

 12日に投開票があった県知事選で塩田氏は22万2676票を得て初当選。県選挙管理委員会の松下良成委員長から当選証書を手渡された=写真=。「初めて(当選の)実感がわいた」と感想を述べた。

 当選から3日間は、あいさつ回りや取材対応、選挙事務所の後処理などに追われた。厳しかった選挙戦を振り返り「県民1人1人の想いを受け止めて、期待に応えていきたい」と実感した。県民の声を聞くと同時に「県庁内の風通しを良くして、職員が能力を発揮しやすい環境を作っていきたい」と言う。

 初当庁まで約2週間。「まずはコロナ対策、災害対策にしっかり取り組んでいきたい」と抱負を語っていた。