一問一答

クラスター発生可能性「非常に高い」
「全て抗原検査で判明」

 与論町で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、県くらし保健福祉部長の地頭所恵氏は27日、記者会見を行った。

―きょう陽性が判明した70代女性は、与論徳洲会病院に入院していた感染者と面会をしていたということだが、面会時間は。
「20日に1時間、21日に3時間面会をしたとのこと」

―面会場所は病室内か。
「病院内ではある」

―与論島内には宿泊療養の施設はあるのか。
「風評被害防止の観点から控えさせていただく」

―離島なので、島外搬送のタイミングが重要になってくる。肺炎患者がいた場合、検査を優先とするのか、いち早く島外に搬送することを優先するのか。
「ケースバイケース。医師の見立てを聞きながら判断する。また、PCR検査より早く結果が出る抗原検査も活用する」

―本日(27日)陽性が判明した人たちはPCR検査で判明したのか。
「全て抗原検査で判明した」

―クラスター対策班の動きは。
「現地で引き続き調査中」

―クラスターが発生したという認識で良いのか。
「その可能性が非常に高い」

―島外から来て会食をした5人の検査結果は。
「まだ報告が来ていない」

―与論町関連の感染者36人の所在は。
「県本土で入院している人が22人、宿泊療養者6人、奄美大島で入院している人が6人、与論島内で自宅療養している人が2人」