「ウンギャル丼定食」が話題

ランチメニュー「笠利ウンギャル丼定食」

地元海産物を詰め合わせた「夏ギフト」も販売中だ

旬の海産「夏ギフト」も
直売店「魚匠」ランチタイム営業

 地元の新鮮な魚介をみしょれ(方言で食べて)~――。奄美市笠利町の水産加工品直売所「奄旨海房 魚匠」(諏訪しげみ代表)は1日から、ランチ営業をスタートさせた。近海産のウンギャルマツ(アオダイ)を使った「笠利ウンギャル丼定食」(椀、小鉢付き税込1200円)など定食メニューを取りそろえた。直売所スタッフは「新鮮な魚を食べたいという要望を受け、始めたランチ。近くに来た際は来店してほしい」と話している。

 魚匠は、町内の漁業者グループが地元水産物の普及、加工特産品の開発を目的に開設。4年前に開発した「ウンギャル丼」は、鮮度処理された身に熱々のだしスープをかけて食べる。半生になった身の食感と、あっさりした味わいで住民や観光客のファンも多い。

 ランチではそのほか、刺身定食とミックスフライ定食(どちらも税込1200円)、油そうめん(同600円)を用意。人気の魚匠バーガー(350円税込)などバーガー類も夏休み限定の金曜メニューとしてテイクアウト販売中だ。

 スタッフは「メニュー、味付けの試行錯誤を経て、満を持して始めた企画。この機会に地元グルメを楽しんでもらえたら」と自信を見せる。

 なお直売所では旬の海産物を詰め合わせた「夏ギフト」のセット販売も開始。内容は▽Aセット・3千円=トビンニヤ、生もずく、ソデイカスライス、魚味噌―など6点▽Bセット・5千円=トビンニヤ、生もずく、まーさんソウズ、ソデイカブロック、もずくパパイヤ漬け、イカ味噌―など7点。受付は8月20日まで。※価格は税込みで送料別

 ランチタイムは火・水・土曜のみで、午前11時から午後2時まで(ラストオーダーは午後1時半)。

 注文・問い合わせは電話0997―58―8400まで。