島内感染1人増え計54人

クラスター関連は55人に
与論新型コロナ

 県は6日、与論町で新型コロナウイルスの感染者が新たに1人確認されたと発表した。10代女性で、5日に感染が確認された40代女性の親族。同町の感染者は計54人で、与論島のクラスターは55人(鹿児島市1人を含む)となった。

 新たに感染が確認された10代女性は、体温37・4度、咳、鼻閉、倦怠感などの症状があり、同日に抗原検査を行い陽性が判明。同町の医療機関に入院している。

 7月31日~8月5日まで在宅しており、濃厚接触者は親族6人。感染が判明している40代女性を除く5人に対し6日、PCR検査を実施、結果は分かっていない。

 与論町の感染者(54人)の所在は、県本土16人(医療機関14人、宿泊施設2人)、奄美大島内5人(医療機関3人、宿泊施設2人)、与論町内の医療機関に4人。28人が退院、退所した。

 県全体の感染者数は前日より7人(うち5人は鹿児島市)増えて計273人となった。重症者は2人。5日現在、医療機関に47人が入院、宿泊施設に12人が入所している。