感染防止アイテム寄贈

新型コロナ感染防止アイテムを寄贈した町田会長(中央)と、目録を受け取る鎌田町長(右)

加計呂麻島内の医療機関に
瀬戸内RC

 新型コロナウイルス感染対策を支援しようと、奄美瀬戸内ロータリークラブ(=RC 町田慶太会長)は11日、同町加計呂麻島の医療機関や介護施設用にアルコール消毒液やフェイスガードなど感染防止アイテムを贈った。町田会長が町役場を訪れ、鎌田愛人町長に手渡した。

 地域貢献の一環。各地で発生する感染拡大やクラスター(感染者集団)や離島を抱える同町の地理的特性を踏まえ、今回の支援を決めた。

 同RCはこの日、▽アルコール消毒液(100㍉㍑)250本▽フェイスガード100個▽除菌ウェットティッシュ150パックを持参。なお寄贈した消毒液は国際ロータリー第2730地区直前ガバナーで、同町須子茂出身の父を持つ喜島健一郎さんの好意という。

 町田会長は「郷土への貢献と合わせ、RCとして医療従事者と入所者の手助けになれば」と話した。品物を受け取った鎌田町長は「医療体制が乏しい離島での必要品として、有効活用したい」と謝意を示した。今後、加計呂麻徳洲会診療所のほか、島内の介護・福祉施設に配布される。