奄看専の学生ら参加

奄美看護福祉専門学校学生らが参加した小湊集落の定例清掃(提供写真)

小湊集落定例清掃
地域と交流深める

 奄美市名瀬の小湊集落(栄嘉弘区長)は20日、定例清掃を行った。奄美看護福祉専門学校から有志の学生45人も参加し、地域住民約100人と交流を深めながら作業にあたった。

 栄区長によると、同集落では毎月市民の日の第三日曜日に定例清掃を行っている。新型コロナウイルス感染拡大防止のため4月と5月は中止。6月(雨のため7月に延期)から再開した。今回は小湊漁港公園周辺で、台風10号で流れ着いた漂着ごみの回収や草取りなどの作業にあたったという。

 同校は例年施設に訪問してのボランティア清掃活動、地域の行事の手伝いなどに積極的に参加してきた。今年は新型コロナの影響で施設への訪問や地域の行事のほとんどが中止となったため、7月の定例清掃へ初参加。その他小湊小学校の田んぼの草取りなども行い、地域への貢献活動や交流を深めている。

 同校学生指導部の池田恵子教諭は「学生たちは清掃作業などを通じて地域の方と積極的に交流している。自分たちの住む地域の活動に参加するなかで充実感を感じているのでは」と話した。