喜界小・運動会

最後を締めくくる「紅白対抗リレー」では応援席から声援が飛んだ

元気いっぱい競う
対抗リレーや演技など

 喜界町湾の喜界小学校(井手英男校長、児童285人)は4日、同校グラウンドで第9回運動会を開いた。今回は新型コロナウイルス感染対策のため規模を縮小しての開催だったが、秋空の下、児童は元気いっぱいに種目を競い合った。

 「みんなに届け!285の力」がスローガン。応援団長をつとめる龍田康志くん(紅組)、嶺日莱莉さん(白組)が演技と競技に全力を出すことを誓い、始まった。

 学年別で短距離走や演技など多彩なプログラムを披露。新入生の1年生は、2年生と「紅蓮華~鬼滅の刃より」でダンス。また最上級生の6年生は親子二人三脚で競う「心を一つに」でそれぞれ学校の思い出づくりに熱中した。

 声をからした応援合戦後、フィナーレは学年選抜での紅白対抗リレー。白熱したレース展開に応援席の児童や保護者から多くの声援が飛び、大きな盛り上がりを見せていた。

 井手校長は「みなさんの一生懸命な姿に感動しました」と児童の頑張りをたたえ、コロナ禍の無事開催できたことを喜んだ。

 今回勝利した白組の嶺団長は「来てくれた人たちに児童285人の力を届けることが出来た」と充実感をみなぎらせていた。