大島紬とタオルでコラボ

ピーチ 就航地の魅力発信

 格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションは26日から、奄美の伝統工芸品「大島紬」のはぎれを縫い込んだオリジナルタオルをオンライン販売している=写真=。同社奄美大島―関西線の就航地地場産品のコラボレーション企画。限定販売で価格は1320円から。

 関西空港のある大阪府泉佐野地域の地場産業「泉州タオル」(神藤タオル製)と、龍郷町の大島紬村の協力でオリジナルグッズの販売が実現した。

 大島紬の製造工程の1つである泥染めをイメージしたブラウンと、染加工を入れない白大島紬をイメージしたホワイトを泉州タオルで表現。各事業所名と一緒にかすりと白大島をそれぞれあしらった。

 タオルはハンド、フェイスの2種類。同社サイト「ピーチショップ・オンライン」で7メニュー(単品4種、セット3種)が購入できる。

 ピーチ広報は「就航地の『架け橋』となる商品開発に今後も取り組みたい」とコメント。

 越間得晴・大島紬村代表は「観光交流が高まり、相互の産業振興につながることを願いたい」と話した。