「大瀬川」交差点を現場診断

亀津市街地の劣悪な交通あい路、徳之島町道「大瀬橋」交差点を現場診断する関係者=29日、同町亀津

徳之島署・県警交通企画課 亀津市街地の交通あい路

 【徳之島】徳之島署・県警本部交通企画課主催の「交通事故多発地点等特別対策合同現場診断」が29日、徳之島町亀津市街地の町道「大瀬橋」交差点であった。亀津小、中学校のなどの通学路ながら小型車両もスムーズに離合できない狭あい路で〝日本一危険な通学路〟との批判もある区間。道路拡幅計画の推進と併せ、カーブミラーの見直しなど改善を求める意見があった。

 現場は、同町道・亀津中央線(旧県道)「大瀬橋」と亀津19号線(亀津中方向)などとの十字路交差点(奄美大島信用金庫支店前)。地区交通安全協会や安全運転管理協議会、行政、自治会など関係者を合わせ約30人が参加した。同署によると、同交差点では大きな人身事故こそ少ないがこの約2年半の間、車両の出合い頭衝突や接触事故などが6件起きている。一行は現場診断を基に、徳之島保健所会議室で検討会を開いた。

 冒頭、田中署長は管内の交通情勢(28日現在)について「人身事故は23件(前年同期比1件減)で横ばいだが、交通死亡事故ゼロの継続は700日目前」と報告、継続協力も要請した。

 道路環境に対する意見では根本的課題の道路幅員(5、6㍍)の問題のほか、視認性に劣るカーブミラー(丸型)とその角度、視認角度の広い四角形ワイドミラーの必要性、路上にせり出してスムーズな交通往来を妨げている信号機(押しボタン式)支柱の位置、交差点の橋梁側角部分の隅切りが必要―など指摘・提案があった。県警交通企画課は、定周期式信号機への変更は逆に交通渋滞を招く可能性と、一方通行規制は近隣住民の同意が必要との難点も示した。

 道路管理者の徳之島町当局(建設課)は、用地買収による道路拡幅改良工事を年次的に進め、現在は亀津中前~同交差点付近まで約80㍍区間で用地交渉などを推進し、ロードミラーなどについては早急に検討。徳之島署は付近の商店前路上などへの違法駐車の取り締まりを強化する方針も示した。