コロナ感染 龍郷町で初確認

龍郷町内での新型コロナウイルス感染が初確認されたのを受け、対応に追われた町役場庁舎

町は対応に追われる 奄美大島では4月以来
「警戒レベル」4に変更

 龍郷町は5日、町内在住の50歳代男性1人の新型コロナウイルス感染が確認されたのを受け、対応に追われた。町内での感染確認は初めて、奄美大島では4月に奄美市在住の2人の感染が確認されて以来となる。

 町によると、同日午後に「町新型コロナウイルス感染症対策本部」(第12回)を町長室で開き、今後の対応を協議した。議員、駐在員(区長)、民生委員には電話連絡した。

 公務出張中の竹田泰典町長は、急きょ同日午後に帰庁した。

 同日夕、防災行政無線で町民への啓発メッセージを放送し、午後7時半ごろに竹田町長の啓発メッセージを流した。竹田町長は「町民の皆さまには落ち着いて行動していただき、感染拡大を防ぐため、これまで以上にマスクの着用を徹底、手洗い、うがいを励行し、不要不急の外出と『3密』を避けていただきますようご理解とご協力ををお願い致します」「もし、発熱等の症状がある場合には、まずは、かかりつけ医に電話相談を」「感染された方や医療従事者への不当な差別や風評被害を防止するために、正確な情報活用を」などと呼び掛けた。

 町のホームページには、「対策本部よりお知らせとお願い」メッセージを掲載し、公共施設の「休館情報」(7日まで閉館、状況により延期する場合あり)も掲載。コロナ関連情報も掲載している。

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 6日に予定されていた「第43回龍郷町中学校 弁論・ショートスピーチ大会」は、13日に延期となり、コロナ感染予防のため、発表者(生徒)と関係者のみの参加に変更される。

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 龍郷町での感染初確認を受け、「第6回奄美大島新型コロナウイルス感染症対策本部会議」が、6日午後3時から奄美市役所4階会議室で開かれる。

 また、「奄美大島の新型コロナ警戒レベル」を3→4に変更した。