与論、和泊で新たに5人

与論クラスター42人に 沖永良部は4月以来2人目
新型コロナ

 県は7日、与論町クラスター(感染者集団)関連の新型コロナウイルス感染者が新たに5人確認されたと発表した。うち、1人は和泊町在住の30代男性。同町クラスターの感染者は計42人となった。与論町のラウンジ関連の感染者は前日から4人増え、計32人となった。沖永良部島で感染が確認されたのは4月1日(和泊町1人)以来で、同島の感染者としては2人目。

 新たに感染が確認されたのは、いずれも与論町在住の30代~70代の男性4人と和泊町在住の30代男性1人の計5人。

 この日確認された与論町在住の感染者のうち3人が、感染者との接触の有無が分かっておらず、濃厚接触者を含め、感染経路などを調べている。和泊町の30代男性は、与論町クラスターの感染者と接触があったことからPCR検査を実施、陽性が判明した。

 ラウンジ関連の感染者32人の内訳は店員3人、利用者22人、親族等濃厚接触者7人。

 県健康増進課によると、7日までに与論町クラスター関連で実施したPCR検査等は494件。うち、75件が結果待ちという。

 7日現在、県本土の医療機関に11人、奄美大島の医療機関に1人、与論町内の医療機関に3人が入院。県本土の宿泊施設に6人、奄美大島の宿泊施設に17人が滞在、与論町と和泊町で3人が自宅待機している。

 県内の累計感染者数は523人となっている。