奄美群島で新たに2人

瀬戸内町1人、知名町1人感染
新型コロナ

 県は15日、新たに13人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。うち2人は奄美群島で、1人は瀬戸内町の20代男性、もう一人は知名町の60代男性。2人は医療機関に入院している。

 県によると、瀬戸内町の20代男性は12日から倦怠感、頭痛、鼻水の症状があり、その後症状が改善せず、感染者(未特定)との接触がわかったことから13日に医療機関を受診。PCR検査をしたところ陽性が判明した。男性は現在、熱が36・4度で頭痛の症状が継続。濃厚接触者となった職場関係者1人は陰性を確認した。

 知名町の60代男性は、8日から咳の症状があり、14日に感染が確認された鹿児島市の20代男性との濃厚接触者だったことから同日に医療機関を受診し、LAMP検査で陽性が判明。現在熱は37・7度で症状はなし。濃厚接触者は親族10人、知人18人。6人が陽性(鹿児島市、大阪府発表の陽性者)で3人の陰性が判明。18人はPCR検査を実施し診断待ちで、1人は今後検査する。

 県内ではこのほか、鹿児島市で9人、霧島市と薩摩川内市で各1人の計13人の感染が確認された。

 県内の累計患者数は1943人で14日現在40人が入院しており重症者はなし。宿泊施設の入所者は23人で、2人が自宅待機している。