ピラティストレーナー・OTの山田二千佳さん

「奄美ピラティス」講師の山田二千佳さん

 

奄美の女性をご機嫌に
「からだの変化体感して」

 

 奄美で「ピラティス」トレーナーとして活動している奄美市名瀬在住の、山田二千佳=にちか=さん(33)。現在、島内で開講するレッスンには10代~70代以降まで、幅広い年代の受講者がいる。山田さんは「年齢と共に変化していく体に合わせて、自分が好きな自分でいるための手助けができたら」と呼び掛ける。

 ピラティスは、正しい骨格を意識しながら体幹を鍛える運動。第一次世界大戦で負傷した英国兵のために、ジョセフ・H・ピラティス氏が約100年前に開発。スペイン風邪が流行った当時、ピラティスをしていて倒れた人はいないという話もある。体の弱い人や年配者でも取り組みやすい動作であることや、体のラインが変わるなどの効果が期待できることなどから、米国を中心に世界に広がったという。

 山田さんは、作業療法士(OT)として9年間大阪府の病院で脳血管障害(急性期)のリハビリに従事。OTの仕事を始めて以降悩まされていた腰痛を改善しようと、ピラティスを始めた。当時、麻痺によって動くこと、話すことがままならない状態の人を目の前に、「この患者さんが元気なときに出会いたかったと感じることもあった」とつぶやく。徐々に「予防医学」に興味を持ち始め、ピラティスの学びを深めるように。4年前にマット上で行うピラティスの講師資格を取得した。

 資格取得後は大阪のカルチャースクールで講師としての活動を開始。リハビリ現場の傍ら、忙しい日々を過ごした。2019年、ピラティスの仕事をメインにしようと病院を退職後、羽休めのつもりで奄美に帰省。その際に知人や友人にピラティスを教えるなかで需要を感じ、本格的に奄美での活動を始めたという。

 現在は、奄美市の新川ふれあい館で週に2回のグループレッスン、自宅のスタジオで個人向けのレッスンを開催(個人向けは主に女性が対象)。なお、不定期で出張イベントも行っている。

 中高生の受講生もいるといい、若い世代は「ストレートネック」(スマホ首)に悩む人もいると山田さん。マタニティや産後の母親向けのレッスンにも対応する。現在は、専用のマシンを使ったトレーニングの資格取得に向けて勉強中だ。

 「きれいになりたい、姿勢よく元気に過ごしたいという気持ちの後押しになれば。多く人に体の変化を感じてほしい。これからも『本物のピラティス』を奄美の方に発信できるように本気で頑張ります」と、山田さんは笑顔で話した。

 「奄美ピラティス」の問い合わせはしーまブログ、電話050・5372・8548またはインスタグラム(@nichi_tes)まで。