「ワークスタイル・ラボ」16日オープン

WorkStyle Labが整備される市産業支援センター

8月14日まで無料開放 企業誘致やワーケーション支援
奄美市

 奄美市が情報通信産業やフリーランスなどの活動拠点施設として、同市名瀬浦上町の市産業支援センター2階に整備を進めてきた「WorkStyle Lab(ワークスタイル・ラボ)」が今月16日にオープンする。島内外の企業やフリーランスの交流を促進、ビジネス性の向上を図ることで、企業誘致やワーケーション支援などを推進する。同市は、様々な分野で起業などを目指す市民らに利用、体験してもらおうと、8月14日までの約1カ月間、施設を無料開放することにしており、「この機会にぜひ見学、体験してほしい」と呼び掛けている。

 施設の延べ床面積は421平方㍍。館内には仕事などに利用するコワーキングスペースやオフォススペースのほか、商品開発などを行うスペースや集中作業スペース、会議室、子育てしながら仕事をする人たちを支援するためのキッズスペースなどが設置されており、それぞれのスペースごとに、1時間(200円~3千円)、1日(1千円~1万円)、1か月(1万2千円~3万6千円)の利用料金が設定されている。

 このほか、パソコン16台、ミシン3台、プロジェクター1台を配備、いずれも1台につき1時間100円で利用できる。

 オフィススペースには、お試しサテライトオフィス(約10平方㍍、1カ月使用料1万8千円)2部屋と産業支援等拠点オフィス(約14平方㍍、同2万円)1部屋。光回線によるインターネット環境も整っており、机やいすも完備している。

 サテライトオフィスは1カ月単位で最大6カ月の使用が可能。対象となるのは、①市内に企業施設を持たず、今後進出を希望する個人および法人②市内に企業施設を有する創業3年未満の個人および法人―のいずれか。

 産業支援拠点オフィスは、市内の企業で事業所の拡大や人材育成などの産業支援の取り組みを行う事業所を対象に、年度単位で貸し出しを行う。

 市は今後、オフォススペースの入居希望者を受け付けることにしており、近く市ホームページで使用許可申請書を公開する。応募には、申請書のほか事業計画書や企業概要が分かる書類などの提出が必要となっている。

 同センターの改修工事費は約6900万円で、空調整備や備品購入などを含めた総事業費約1億1600万円は、奄振事業の奄美群島成長戦略推進交付金などを活用。現在、屋根の防水工事など、オープンに向けた整備が急ピッチで進められている。

 市商工政策課は「多様な働き方に対応した各種スペースを有効活用し、フリーランス同士や民間企業との連携を推進、マッチング、学びの機会や場の創出」につなげていきたいとしている。

 同ラボに関する問い合わせは市商工政策課(電話0997―52―1127)へ。