商品開発でコラボレーション

「島とうふ屋」に来店したお客2人(右側)にアンケートへの協力を要請する奄美高校簿記部の部員ら

奄高簿記部×「島とうふ屋」
手始めに「お客さまアンケート」

 奄美市名瀬の県立奄美高校簿記部(大野梨好部長、部員3年生5人)と、龍郷町中勝にある豆腐料理専門店「島とうふ屋」(高野壮史代表)は、商品開発でコラボレーション(協働作業)することになった。計画名は「おいしい・ヘルシー・ハッピーになれる商品プロジェクト」。計画の手始めとして22日、同店で「お客さまアンケート」を実施した。簿記部の下川智子顧問によると、午前11時すぎから約2時間で60人がアンケートに協力してくれた。

 下川顧問によると、「簿記部の部員は、簿記の資格取得を中心に活動しているが、コロナ禍で思うように大会出場ができない。そのような状況の中、資格取得以外で部活動の特色を出すことはできないか、生徒と共に考えた結果、地元企業に協力をいただき、実学を通して原価率の計算、商品売買・流通等について学ぶ機会を得ようと考え、依頼した」「さらに、一つの商品を通して、原価の計算、販売価格の設定など総合的に学ぶ機会、商品開発ができたらと考えた」「人気のある『島とうふ屋』側とオリジナル商品開発をし、商品開発を通して学びを深める」などと企画案を説明している。

 企画案のコンセプトは①奄美高校生が考える豆乳、おから、豆腐等を使用した奄美高校オリジナル商品を提案し、「こだわりの逸品」を作りたい②「島とうふ屋」側から食材を指定してもらい、「こだわりの逸品」を作りたい―としている。

 下川顧問は「簿記部として地元企業とのコラボ企画は初めて。『島とうふ屋』さんの協力を得られて感謝している」と話した。

 「お客さまアンケート」には、下川顧問、部員5人(女子部員4人、男子部員1人)が参加。「島とうふ屋」の開店時間の午前11時から次々とお客が来店した。最初にアンケートをお客2人に依頼した女子部員2人は、アンケートの目的について説明した後、協力を要請していた。

 今後のスケジュールは▽アンケート内容の集約▽商品開発のアイデア出し▽「島とうふ屋」側にアイデアを提案、製造が可能であるか検討してもらう。可能であれば、ビジュアル、価格などを検討、原価率を計算▽試作品を作成。オリジナル商品として販売可能か検討する―など予定している。