沖永良部高、2年連続「金賞」

上井正一郎署長(右)から賞状を受け取る野崎進作教頭=沖永良部警察署=

優秀安全運転事業所表彰
運転記録証明書で安全運転心掛ける

【沖永良部】沖永良部高校(室屋洋一校長)がこのほど、優秀安全運転事業所表彰で2年連続となる金賞を受賞した。29日、沖永良部警察署で表彰伝達式があり、同署の上井正一郎署長から野崎進作教頭へ賞状が贈られた。

運転記録証明書を活用して、安全運転や交通死亡事故防止に成果を上げていることが評価された。県警本部長と自動車安全センター本部理事長の連名表彰。県内の高校では、沖高と加世田高校が受賞している。

沖高では、毎月17日を交通安全の日に定めているほか、島民から注意事項があった場合は、その都度交通指導を行っている。全校生徒233人のうち9割以上がバイク通学。現在、無事故無違反日数は224日間。

野崎教頭は「高校での取り組みが島全体にも広がっていくことを願いながら、今後も取り組みを継続していきたい」と話した。

同署の茗ケ迫典昭次長は「証明書の活用で交通安全への意識をさらに高めてほしい」と語った。