西郷とゆかりの町知って

姉妹都市の菊池市の七城中学校を訪れ交流した龍南中学校の福永校長(左から)、加藤さん、廣さん、太利君(提供写真)

修学旅行で交流先訪問

龍郷町龍南中 今後の交流推進へ

龍郷町の龍南中学校(福永浩一校長、生徒126人)は16~19日、長崎県と熊本県で修学旅行を行った。宿泊先で町のPRと観光宣伝や、姉妹都市の熊本県菊池市を訪問して交流する中学校を訪れて親交を深めた。

修学旅行に参加した生徒は、2年生の38人。観光宣伝は岡崎柊斗君と中村明正君が、宿泊した長崎市と菊池市のホテルで実施した。

来年の大河ドラマ「西郷どん」と町の観光宣伝で、町企画観光課がまとめたパンフレットなどをホテルに置いてもらうよう依頼。岡崎君は「龍郷町は西郷さんとゆかりのある町。パンフレットで多くの人に知ってもらえれば」。中村君は「龍郷町は海がきれい。ぜひいらして」と伝えてパンフレットを手渡した。

18日は菊池市に宿泊し、交流のある七城中学校を代表の3人が訪問。西郷は菊池一族の末裔で、七城町には西郷の地名もあるという。

これまで七城中と交流してきたが、昨年は熊本地震の影響で中断。同校を訪問した太利龍斗君、加藤璃恋さん、廣あすかさんは、奄美大島特産のサトウキビを手渡し「熊本地震の時は心を痛めた。皆さんが元気で過ごされることを願っている。私たちにできることがあれば力になる。いつか奄美にもぜひ遊びに来て」と話し今後の交流の推進を確認した。