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龍郷町観察の森ヤッコソウ見ごろ  

龍郷町観察の森ヤッコソウ見ごろ  

やっこそう
 【写説説明】
 観察の森で見頃を迎えている寄主植物の「ヤッコソウ」

日差し浴びまるで蝋細工

 冬の足音が聞こえ始めた龍郷町長雲峠にある奄美自然観察の森で、寄主植物「ヤッコソウ」が見頃を迎えている。

 晩秋の森の主役だ。12月上旬まで可愛らしい姿を観察できそう。

 ヤッコソウはイタジー(シイの木)の根に寄生。

 栄養体は寄主植物の体内にあり、イタジイから養分をとって群生する。

 観察の森では8月頃からイボ状の花芽が地表に姿を現し、9月に割れ、10月におしべが伸び出した。

 11月中旬から開き始め、例年同様20日前後から見頃に。現在の様子は、まさに左右に手を広げた大名行列の「やっこさん」のよう。

 花茎は白色で最大でも長さは7センチ程度しかない。

 鱗片状の葉は対生し、交互直角に出る。

 白色から茶色への変化が開花の終わりを告げる。

 分布は四国(徳島県・高知県)、九州(宮崎県・鹿児島県)以南。

 自然観察指導員の宇都宮英之さんによると、観察の森では整備された遊歩道の脇だけでも20カ所以上のヤッコソウ群生地がある。

 恵まれた環境が身近にあるが、開花の様子は場所によって変化があり様々な表情に触れることができる。

 25日の日曜、奄美地方は朝から穏やかな晴天に包まれた。

 観察の森のヤッコソウは、東の空から最初の日差しを浴びると、白色の花茎がまるで蝋細工のように輝いていた。

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