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早くも集団越冬

早くも集団越冬

画像の説明
早くも冬の風物詩・リュウキュウアサギマダラの集団越冬の様子が観察された=西康範さん撮影=

リュウキュウアサギマダラ

 例年、12月に入ってから年明け以降の2月ごろまで見られるリュウキュウアサギマダラの集団越冬が早くも観察された。薄暗い林の中で、まるで「木漏れ日の精」のように、ほんのりと青く光り輝いている。

 11月30日朝、奄美大島北部で奄美市の西康範さんが撮影した。最低気温が10度前後になるなど、このところ奄美地方も早朝や夜間の冷え込みがあるが、西さんは「越冬の目安の15度以下に気温が下がった」ことから撮影に出かけたという。

 身を寄せ合うように木々の枝やつるに群れをなして止まる神秘的な冬越し。リュウキュウアサギマダラの分布の北限は奄美大島とされ、風当たりの弱い林の中などで集団越冬する。気温が下がる早朝によく見られるが、曇天で日差しがなく、気温が低いと、日中でも観察できる。

 藤崎憲治さん・鳥飼否宇さん共著『群れろ!昆虫に学ぶ集団の知恵』によると、リュウキュウアサギマダラは群れをなして止まっているが、1匹が飛び始めると他の個体もふわふわと飛び始めたりして、お互い視覚的にとても影響し合っているように見えるという。互いに誘引し合っていると見られ、集団越冬がどのような意義を持っているのか興味深い研究テーマと言えそう。

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