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奄美市野良猫捕獲

奄美市野良猫捕獲

画像の説明
佐大熊公園では4つのワナで3匹の野良猫が捕獲された=29日=

佐大熊でスタート

年明け以降住用や笠利でも計画

 奄美市が今月から開始した野良猫の個体数削減を図るモニタリング調査事業。28日からは佐大熊地区で捕獲作業をスタートさせた。捕獲した野良猫は獣医師らによる不妊手術を施した後には元の場所に放され、経過を観察する。担当する環境対策課では「今いる一代限りで何とか抑えていきたいと思っているので、継続して続けていきたい」としている。

 同事業は、市内にいる野良猫の個体数減少が目的で、今年度は奄美市内5地区を対象に実施。ワナなどで捕獲した野良猫に不妊手術を施す。その後、再びもとの地域に戻し、個体数の増減を調べるという。事業は大島地区獣医師会に委託し、施術費用は県獣医師会が協力する。

 同課によると、奄美市では野良猫のふん尿被害や夜間の鳴き声など、住民からも様々な苦情があるという。また、近年では、山で野生化したノネコがアマミノクロウサギなどの希少種を捕食するなどの事例も発生しており、世界自然遺産登録を目指す上でも、野良猫の個体数を減らすことが重要となっている。

 佐大熊地区では28日、市職員らが公園などに9個のわなを設置。30日まで毎日捕獲作業を続け、年明け以降には、笠利や住用地区で実施を予定している。

 また、最初に実施した長浜地区(11月7~9日)では雄雌各7匹の14匹に手術を行った。今後の経過を見守るため、手術した野良猫は耳の一部をカットした後、すべて元の場所に戻しているという。

 事業について同課は「捕獲前には飼い猫登録している飼い主に対して事前通知している。ネコは生まれてから半年で繁殖できるというので、地道な取り組みになるが、2代、3代と増やさないためにも、奄美大島全体で行っていきたい」と語った。

 また、奄美市を始めとする奄美大島の5市町村では希少種保護を目的に、飼い猫の登録や遺棄を禁止する「飼い猫の適正飼育条例」を施行している。登録やマイクロチップの埋め込みなどを推進しているが、同課によると「施行から3年になるが、まだまだ登録していない人は多いと考えられる。登録がゼロという地域もあり、まだ浸透していないと実感している」と語った。

コメント

  • 野良猫

    こちらの記事を拝見した時、すごくいい取り組みをしているなと思いました。
    動物である猫にとって祖先を残せないとなるのは正直、心苦しいのですが、人間の勝手な都合で処分するのは余計に心苦しいです。
    絶滅種であるクロウサギを守る為、野良猫の不妊手術をする行いは正しいと思います。世界自然遺産に登録したいなどはわかるのですがこういった行いを日本全国でも取り入れるべきだと思います。
    野良猫、犬も必死に生きています。




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