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女性の生活感覚生きる

女性の生活感覚生きる

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 奄美女性サークルゆらおう会(西シガ子代表)はこのほど、いじゅん川=ご=通信『すでぃる』2号=写真=を発行した。奄美における65歳以上の老年人口の割合の高さと、奄美群島日本復帰60周年がテーマ。女性の生活感覚が生きた、美しいオールカラーの小冊子となっている。

 同会は1993年、奄美群島日本復帰40周年を機に設立された。復帰運動から「結束が力を生む」と学び、「女性が集まり、島の歴史などを掘り起こし、未来へつなげよう」と女性が集う文化活動を目的とする。これまで会誌『いじゅん川』の発行を中心に活動を行ってきた。

 2009年、会誌は9・10合併号をもって終刊。11年、いじゅん川通信『すでぃる』を創刊した。復帰60周年と同会発足20周年の今年、2年ぶりの2号を発行する運びとなった。

 今号の特集は「すこやか老い暮らし」。奄美市の26・5%という高齢化率を危惧。老いにともなう現実と不安への対処法について、種々のヒントを提供した。また「暮らしを楽しむ心」として、俳句、書、写真などに親しむ高齢者の作品を紹介した。

 「復帰にまつわる思い出」では松夫佐江氏、西定俊氏(故人)、平千賀子氏の手記を掲載。西氏の「密輸入」は、当時裁判所に勤務した氏の体験に基づく。測候所の気象観測船を用いた密貿易には驚きを禁じ得ない。平氏の「ソテツのドゥガキ」には米軍統治下の食糧事情と生活難が綴られ、当時の復帰悲願の切実さをあらためて知ることができる。

 全ページがカラー刷り。イラストや写真が美しい。女性の細やかな生活感覚が編集に生きている。付録に「2014鶴亀手帳」。定価800円(税込)。奄美市内の書店で購入できる。問い合わせは、電話0997―52―3696(西代表)まで。

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