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赤土等流出防止対策協

赤土等流出防止対策協

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防風対策に加え、赤土流出防止にも注意を払う西田さんの果樹園も見学した

工事現場や果樹園パトロール

キビしぼりかす利用も

 環境汚染の原因となる赤土等流出防止を目的とした「赤土等流出防止対策協議会」(会長・倉園茂樹大島支庁総務企画部長)の2013年度第2回合同パトロールが27日、奄美市笠利町の畑かん工事現場や果樹園であった。パトロール箇所における取り組みも踏まえ、管内の赤土等流出防止に向けた対策を協議した。

 赤土等とは、奄美のほぼ全域に分布する「国頭マージ」に分類される土壌。赤色で粒子が細かく、結合力が弱い。雨の多い奄美は、この赤土等が流出しやすい環境にある。

 協議会は奄美の自然環境保全の観点から、環境汚染の原因となる赤土等流出問題に対応することを目的に設置。パトロールには大島支庁や奄美市、龍郷町の職員、関係団体など約20人が参加した。

 はじめに、同町屋仁地区で行われている畑地帯総合整備事業の現場を確認。沈砂池や三角土砂溜など、設計による配慮に加え、仮沈砂池設置や、大雨の際の濁度測定など工事の際の取り組みなどについて、担当者から説明を受けた。

 続いて同町和野にある西田昭仁さんの果樹園を見学。防風樹を2重、3重に植栽することで、台風など強風から果樹を守るだけでなく、園地造成直後に、赤土が園外に流出するのを防ぐ役割もあることなど、紹介された。

 また、サトウキビのしぼりかすを土壌に敷くことで濁水の勢いを抑制し、浸食防止を図る試みも行われていた。

 パトロール後、大島支庁であった検討会では、「キビのしぼりかすを土壌に敷くアイデアを、畑かん工事など他の現場でも応用した形で利用出来ないか」、「園地づくりでは赤土等流出防止も踏まえた防風対策、防風樹種の選定なども今後、検討していく必要がある」などの意見があった。

 倉園会長は「開発行為の際の届け出の周知、流出防止の指導徹底など改めてお願いしたい」と呼びかけ、赤土等の流出を発見したり、通報があった場合は関係機関が連携し、対応していくことを確認した。

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