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日本ウミガメ会議 奄美大島会議

日本ウミガメ会議 奄美大島会議

141129ウミガメ会議(2014年報告)2
奄美文化センターで開かれた日本ウミガメ会議。子ども達の絵画作品なども展示

「奄美は訪れやすい地域」

アカウミガメ産卵、日本全体の1割に

 第25回「日本ウミガメ会議・奄美大島会議」(日本ウミガメ協議会、同実行委員会主催)が29日、奄美市名瀬の奄美文化センターであり、2014年の日本全国のウミガメ上陸・産卵状況を発表した。全国各地でウミガメ調査を行っている262団体・個人が情報提供。今年はアカウミガメの産卵回数(9649回)が3年ぶりに1万回を下回ったが、日本ウミガメ協議会の松沢慶将会長は「1~2年おきに増減するもの。減少が続くと問題がある可能性があるので、来年の動向に注視したい」と語った。

 同会議は日本全国のウミガメ研究者が一堂に会し、ウミガメの上陸・産卵状況をまとめるほか、生態や共生に関する研究内容を発表するもの。全国各地からウミガメを研究する個人・団体や、環境省、教育機関など多くの人が参加し、意見を交わした。

 同協議会がまとめた全国の上陸・産卵状況によると、アカウミガメ上陸1万8656回、産卵9649回、アオウミガメ上陸1032回、産卵676回、タイマイ上陸26回、産卵12回だった。今年は全国的にウミガメの上陸が減少した。

 「アカウミガメの場合、昨年と比較すると34%減少している。上陸、産卵は1年から2年おきに増減するため、来年は増加すると思う」と松沢会長。昨年の調査で、奄美群島での産卵は日本全体の1割を占めていることもわかっており、「黒潮の流れにのってくるアカウミガメにとって奄美群島は訪れやすい地域なのでは。手つかずの自然が多く、自然豊かな砂浜と、街灯などの明かりのない環境など、本来の生態系が維持されているところがポイント」と語った。

 会議ではこのほか、漁業などによるウミガメ類の混獲状況や漂着状況なども報告。各地セッション調査結果の口頭発表セッションや食害状況、ポスター発表、子ども達によるウミガメの絵画作品展などもあった。

 最終日となる30日は、午前9時から残りの口頭発表セッションが行われる。

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