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「徳之島農業のモデル地区に」

「徳之島農業のモデル地区に」

県営畑総木之香除幕式

記念石碑を除幕して県営畑総事業・木之香地区の完工を喜ぶ関係者(右から2人目は川本区長)=29日、伊仙町

実質28年の歳月 完成記念碑を除幕

伊仙町、県営畑総・木之香地区

 【徳之島】伊仙町木之香地区を対象に1991(平成3)年度に着工、19年後の2010年度に工事完了した県畑地帯総合整備事業・木之香地区の完成記念石碑の除幕式が29日、同集落の旧公民館跡地の広場であった。集落の事業発案や換地など取り組みなどを含め実質約28年。徳之島ダム活用への次ぐ畑かん整備事業の推進に向け、「徳之島農業を代表するモデル地区に」と期待を寄せ合った。

 県畑総事業(担い手育成型)木之香地区は徳之島の南西部に位置。受益面積108㌶、受益農家170戸。普通畑への区画整理や農道整備のほかに、国営かんがい排水事業「徳之島ダム」(貯水量730万㌧)完成・通水に備える畑地かんがいモデル地区(41㌶)も設置して実証しているのが特徴。総事業費は約29億3千8百万円。

 完成記念碑の除幕は関係機関・団体や受益農家ら関係者約120人が見守った。木之香集落現区長で、91年当時の同畑総事業申請委員長をはじめ換地委員長として先導し、来年度からの同事業清算委員長も担当する川本博光さん(68)があいさつ。87年当時にさかのぼる集落レベルの取り組みにも触れ、「推進委員の皆さんの懸命な取り組みで同意80%を得た。10年で済むと思った換地は19年の歳月を要した」など述懐。そして「徳之島ダムの水が自由に使えるようになると農業の形態も変わる。大きな夢と理想を掲げて頑張ろう」とアピールした。

 続いて大久保明町長や九州農政局徳之島用水農業水利事業所、県徳之島事務所農村整備課の代表が祝辞。伊仙町の農業生産額50億達成に向けたモデル地区化。徳之島ダムの水を活用した干ばつ・台風(潮風害)に強い農業、新規作物にも対応できる農業の展開。今年度着手の県営事業(畑かん設備整備)「木之香・阿権地区」(133㌶、事業費約17億円)への理解と推進―に期待を寄せた。

 完成記念の石碑はコンクリート台座を含め高さ3㍍。同事業の申請人・換地委員・清算委員の名前を刻んだ石板も添えた。

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